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快進撃の大藤沙月 無念ストレート負けでシングルス準決勝進出はならず 初出場のWTTファイナルズ

スポニチアネックス / 2024年11月22日 18時32分

大藤沙月

 ◇卓球WTTファイナルズ第3日(2024年11月21日 北九州市立総合体育館)

 女子シングルス準々決勝で世界ランキング8位の大藤沙月(ミキハウス)は同17位のベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)と対戦。0-3のストレート負けを喫した。

 第1ゲームは7―10で先にゲームポイントを握られながらも、驚異的な粘りで4連続ポイントとし、ゲームポイントを握り返した。しかし、最後はフォアがオーバーし、このゲームを落とすと、勢いに乗る相手に押し切られる形でストレート負けとなった。

 今年4月の時点で世界ランキング125位だったが、半年あまりで早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)に次ぐ日本勢3番手までランクを上げてきた。これまで丹羽孝希のプライベートコーチなどを務めてきた坂本竜介コーチ(39)に昨年10月から指導を仰ぐようになり、攻撃的なスタイルへと転換。着実に力を付けてきた。

 シングルスに先立って行われた横井咲桜女と組むダブルスでは準決勝で“Wみゆう”の長崎美柚・木原美悠(ともに木下グループ)と対戦。第1ゲームをジュースの末に12―10で奪うと、第2ゲームも11―6。第3ゲームも押し切るなど日本人対決を制し、決勝進出を果たした。

 

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