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【プレミア12】侍ジャパン・才木浩人は5回2安打2失点の好投 1点差のまま6回から井上温大に継投

スポニチアネックス / 2024年11月22日 21時20分

<日本・ベネズエラ>5回、先発の才木(撮影・島崎忠彦)

 ◇WBSCプレミア12 スーパーラウンド第2戦 日本―ベネズエラ(2024年11月22日 東京D)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は22日、スーパーラウンド2戦目(東京ドーム)でベネズエラと対戦。先発の才木浩人投手(26=阪神)は5回2安打2失点で降板した。

 初回はカーブがすっぽ抜けて1死球を与えたが、アウト3つを空振り三振に仕留める立ち上がり。しかし、3点を先制してもらった直後の2回、先頭打者に四球を与えると、1死一塁からレイエスに148キロ直球をバックスクリーン左へ2ランを運ばれた。

 才木は1次ラウンドの16日の台湾戦で5回2/3を投げ、3安打無失点で勝利投手となった。中5日で臨む相手は1次ラウンドA組を1位突破したベネズエラ。1次ラウンドの米国戦では小技を絡めて勝利するなど試合巧者ぶりも発揮。今大会は6試合で9本塁打と爆発力を秘める打線に加え、前日の台湾戦では8投手の継投で完封勝利を収めた。そんな難敵に対し、手痛い一発を浴びた。

 才木は4回、5回を3者凡退で片づけた。5回、88球を投げ2安打2失点で5奪三振で2四死球。井端監督は3―2で1点リードの展開で6回から井上温大投手(巨人)にスイッチした。才木は「ツーランを打たれたのは悔しいですが、どうにか粘りのピッチングができてよかったです。

後はチームの勝利を祈り応援します」とコメントした。

 この日のデーゲームで台湾が米国に勝利し、台湾は1勝1敗、米国は2敗となった。侍ジャパンはベネズエラ戦に勝利しても決勝進出は決まらず、23日の台湾戦に持ち越しとなる。

 スーパーラウンドは1次ラウンドの対戦結果は持ち越さない。同率で2チームが並んだ場合は(1)直接対決の勝者→(2)TQBの上位→(3)ER―TQBの上位→(4)直接対決試合での打率上位→(5)コイントスで順位が決まる。

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