張本智和、ストレート勝ち4強！ 韓国選手下し準決進出 歓喜の「APT.」ダンス披露「ずっと聞いてる」

張本智和

　◇卓球WTTファイナルズ第3日 （2024年11月22日　北九州市立総合体育館）

　男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング7位の張本智和（智和企画）は同15位の張禹珍（韓国）と対戦し、3－0で勝利した。

　第1ゲームは序盤からフォアの強打が決まり、相手を圧倒。最後はバックハンドを突き刺し、11－6で先取した。第2ゲームも11－4の大差で奪うと、勢いそのままに第3ゲームも奪って貫禄を示した。

　この日は妹の美和が準々決勝で世界3位の王芸迪（中国）に敗れた。妹の無念を晴らす会心の勝利。勝負が決した瞬間は両手を突き上げ、BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズの世界的ヒット曲「APT.」のリズムに合わせて歓喜のダンスを披露した。

　フラッシュインタビューでは「ベスト4に入れたことはうれしいが、何より福岡で勝ちを積み重ねられたことが一番うれしい」と語り、会場は拍手喝采。ダンスについても問われると、「今回大会はあの歌しか聞いていない。ずっとリピートしてホテルでも移動中でも聞いています」と明かした。