爆笑問題、大谷を祝福 メジャー2年連続MVPに歓喜のネタ披露 20回目「ツーショット」初のライブ形式

毎年恒例の「爆笑問題のツーショット」を開催した爆笑問題

　お笑いコンビ「爆笑問題」が大谷のMVPを祝福した。22日、都内でお笑いライブを開催。1年間の時事ネタを振り返る漫才で、太田光（59）は「やっぱり最後は全部大谷が持っていったね」と偉業を称えた。

　コンビ共に野球好きで知られ、今年は大谷の活躍を追いかけてきた。田中裕二（59）が「MVPももちろん、ワールドシリーズも凄かったね。松井秀喜さんも始球式に来ちゃってさ」と水を向ければ、太田は「松井がボールを口でくわえて運んじゃうんだもんね」と、大谷の愛犬デコピンが見せた始球式パフォーマンスを引き合いにボケてみせ観客の笑いを誘っていた。

　大谷がワールドシリーズで左肩を脱臼したことにも触れ、太田は「びっくりしちゃいました。僕は驚いて、肩ではなく顎がはずれた」と大げさに表現。田中が「健康管理は凄いですよ。1日にゆで卵を16個食べる時もあるみたい」と解説すると、太田は「（ゆで卵好きで知られる）板東英二さんに憧れているんでしょうね」と応じるなど、ひたすら大谷ネタを“投下”し続けた。

　このお笑いライブは2人のライフワークとなっている漫才企画「爆笑問題のツーショット」。2006年にスタートして以降はスタジオでの一発撮りで収録されDVDなどで販売されていたが、20回目となる今回は初めて観客を招き、ライブ形式で開催した。

　客席からの生の笑い声に触発されたのか、過去最長の1時間50分にわたるノンストップ漫才となった。お笑い界の不祥事、政治ネタなども盛り込みながら終始爆笑をかっさらったが、終演後には2人ともぐったり。太田は「もう、だめだね…」と満身創痍（そうい）の様子だった。

　この日の公演の模様は12月14日にWOWOWで放送されることも発表された。