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阪神・村上 同い年・才木と“イニング王”対決だ 来季最低目標は160回「追いつけるようにやりたい」

スポニチアネックス / 2024年11月23日 5時17分

ティーショットを放つ村上(左)(撮影・大森 寛明)

 阪神・村上頌樹投手(26)が22日、兵庫県三木市で開催されたサンテレビの「レッツゴー!タイガースゴルフ2025」の収録に参加した。5年目の来季はシーズン「160イニング」を最低ラインに設定。今季はチーム最高の167回2/3を投げた才木に挑戦状を叩きつけ、同い年、そして兵庫の同郷右腕との“イニングイーター”対決に臨む決意を示した。

 村上が才木と“イニングイーター”対決に挑む。今季は153回2/3を投げて7勝11敗、防御率2・58と低迷。一方の才木は167回2/3を投げて13勝3敗、防御率1・83と圧倒的な数字を残した。それだけに来季は同い年の右腕に負けない活躍を誓った。

 「今年、才木が(防御率)1点台で、その中でイニングも稼いでいた。そういうピッチャーが2人いればもっとチームが楽かなと思う。才木に追いつけるようにやりたい」

 目標とする明確な数字もある。「160イニングは目標というか、投げないといけない」。今季あと6回1/3足りなかった数字を、来季の最低ラインに設定。その上で、防御率をさらに良化させる決意を示した。

 「1点台、最低でも2点台前半はキープしたいと思っている」

 シーズンでフル稼働するため、現在は右肩を休めている。今秋キャンプではブルペン入りを2度にとどめ、キャンプ打ち上げ後もウエートトレーニング、有酸素運動を中心に行う、スタミナ向上に取り組んでいた。 

 「今は体を鍛えながら、ケア面にも重点を置いてやっている」

 現在、才木は侍ジャパンの一員として国際舞台で活躍。そのライバルの勇姿を目に焼き付けていた。「世界の舞台でもああいう投球ができるのは凄い。来年、才木は今年と同じくらいやってくると思う」。この日はチームメートとゴルフでリフレッシュ。来季へ向けて英気を養った23年のリーグMVP右腕が名誉挽回を期す。(松本 航亮)

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