侍ジャパン 才木は初めて中5日で粘投5回2失点「リズム的によくなかった」

＜日本・ベネズエラ＞先発した才木（撮影・長久保　豊）

　◇WBSCプレミア12　スーパーラウンド第2戦　日本9―6ベネズエラ（2024年11月22日　東京D）

　8年目にして初めて中5日で先発した日本代表の才木は、5回2失点で先発の役割を果たした。初回は最速152キロの直球押しで3三振を奪う圧巻の滑り出しを披露。2回に2ランを浴びて1点差に迫られた後は、変化球主体に切り替えた。

　「味方が先制点を取ってくれた後、1点差に詰められる展開になった。3ボールのカウントが多く、リズム的によくなかった」

　反省の言葉を並べたものの、3回以降は1安打投球で勝利への流れをつくった。虎のエースが世界を相手に堂々渡り合い、今大会は16日台湾戦と合わせて計10回2/32失点で10奪三振。残り2日間で再登板の可能性は小さく「いい投手がいる。勝ち切れるように応援したい」と仲間に託した。