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桂雀々さん、弟子に見送られ旅立ち 死因は糖尿病からの肝不全 後日お別れの会

スポニチアネックス / 2024年11月23日 4時2分

桂雀々さん

 今月20日に64歳で死去した落語家で俳優の桂雀々(かつら・じゃくじゃく、本名・松本貢一=まつもと・こういち)さんの死因が糖尿病からの肝不全だったと、所属事務所が22日、発表した。

 公式サイトで「入院中も最後まで高座復帰を目指し療養に努めてまいりましたが、残念ながらその願いはかないませんでした」と報告。「これまで多くのお客さま、また関係者の皆さまに愛され親しまれ、幸せな落語家人生であったと存じます」としのんだ。今月15日には「持病の糖尿病により、現在入院加療中です」として、年内出演予定の落語会を休演することを発表していた。

 関係者によると、雀々さんは10月下旬、茨城県内のゴルフ場でコースに出る前に気分が悪くなって吐血。救急搬送され、検査を受けた結果、他の病院に運ばれて入院した。その後、知人の見舞いに対応するまでに回復していたが、今月上旬に再び容体が急変。集中治療室(ICU)に入るなど、予断を許さない状態が続いていた。

 最近は寄席に出演する際、階段を上るのに後輩芸人の介助を受けるなど、糖尿病による体調不良に悩まされていたという。

 22日には茨城県内の斎場で葬儀・告別式が営まれ、親しかったシンガー・ソングライターの嘉門タツオ(65)ら約30人が参列した。出棺では涙を流す弟子らに見守られ、荼毘(だび)に付された。後日、お別れの会が開かれる。

 ▼桂文枝(上方落語協会の前会長)悲しい思い出となりました。あの日の落語が耳について離れません。ゆっくりと師匠(桂枝雀さん)と芸の道ではおじさんに当たる(桂)ざこば師匠と、飲んで、飲んで、話し合ってくださいね。

 ▼嘉門タツオ お互い二十歳前後の頃からの付き合いで、僕が破門になった時、慰めてくれたり、「MBSヤングタウン」を降板した時、彼が穴を埋めてくれました。動員も人気もあって美しい花が咲いている状態で散った潔さに拍手を送ります。お疲れさまでした。

 ▼大平サブロー(50年来の友人)寂しさと無念さを感じており、いまだに事実とは捉えられずにいます。いずれまた僕も天国に行くでしょうからその時は「あの世の二人の世界!」をやってみたいです。それまでは天国で誰とも漫才はやらずに待っててくださいな。

 ▼スターダスト☆レビュー根本要(40年来の友人)今回の入院は長引くかもね、と仲間で話してはいたけど急逝し、今も信じられない思い。糖尿病になってからも「2杯までならええねん」と、学生時代の親友みたいにバカ言い合って一緒に飲んでた。本当に寂しい。

 ▼常盤貴子(NHK・BSプレミアムドラマ「贋作男はつらいよ」で共演)笑ったなぁ、またやりたかったなぁ、寂しいなぁ、出逢(あ)えて幸せでした。(SNSから)

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