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川崎F 浦和と異例の0―1後半から再開試合 交代枠なしでの“途中出場”小林弾でドロー

スポニチアネックス / 2024年11月23日 5時4分

<浦和・川崎F>後半、ゴールを決め喜ぶ川崎F・小林(左)(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1第28節 川崎F1―1浦和(2024年11月22日 埼玉)

 明治安田J1リーグは雷雨のため、8月24日の前半終了後に中止となった浦和―川崎F戦が1―0の後半開始から再開され、1―1で引き分けた。川崎FはFW小林悠(37)が同点ゴールを決めた。3カ月ぶりの再開となり、前後半で異なる監督が指揮を執った浦和はリードを守れなかった。

 0―1の後半開始から再開された異例の一戦でベテランが貴重な同点弾を決めた。8月の前半に出場していたMF脇坂が右太腿裏肉離れで離脱。当日控えだった小林が「再開試合」の特例要項に沿って交代枠を使うことなく穴を埋めると、後半10分に左後方からのクロスに頭を合わせた。

 「どんどん上げてこいと言っていた。ゴールにつながって良かった」と小林。“45分一本勝負”となったこの日はアップ段階から強度を高めて対人メニューも加えられ、開始からギア全開だった。J1で歴代最多の途中出場からのゴールは29点目。特例適用で交代出場にはならないが、途中からの出場で記録を更新したことに間違いはない。注目された一戦で価値ある一撃を決めた37歳は「どっちでもいいっす。ゴールなら何でも」と笑った。

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