KU、吉幾三親子がライブで初デュエット曲披露 吉は「どうも実の娘とは照れる」

＜KUCDアルバム発売記念イベント＞笑顔で腕を組む吉幾三と長女のKU

　歌手のKU（年齢非公表）と父で歌手の吉幾三（72）が23日、千葉市のイオンモール幕張新都心EKIMAEでCDアルバム発売記念イベントを行った。

　この日は新曲の発売記念イベントで、吉がスペシャルゲストとして登場した。イベントは吉の「酒よ」からスタート。「下からここ千葉出身の新浜レオン君、うちの弟子の真田ナオキがどんどん足元まで来ている。上はなかなか死なねーし。ちょうどわれわれ世代が中間管理職みたいになっている。細川たかしも山本譲二もまだまだ元気で頑張っておりますので、一つ私らも応援してやってください」から吉らしい言い回しで会場を盛り上げた。

　ステージ上ではKUの新曲「LOVE　SONG　～moonlit　Waikiki～　feat.　Herb　Ohta，　Jr.」「似たもの父娘（おやこ）」の2曲も披露された。

　「似たもの父娘」は初の親子デュエット曲。吉は「やっぱり照れるな」と率直な感想を口にした。KUは「一緒のタイミングでステージに立つことは今までにないので不思議な感じがする」と語った。

　今後のデュエットの予定を聞かれると吉は「ないです！今回だけです。どうも実の娘とは照れるものです」ときっぱり否定。ただその後「僕が英語をしゃべれるようになったら英語の曲でまたやるかもしれないね」と照れながら訂正していた。

　KUは2017年にアルバム「Which　KU　do　you　like？」でメジャーデビュー。同アルバムには父の名曲「雪国」の英語曲も入っている。以降演歌、歌謡曲のカバーをするなど幅広く活躍を見せている。