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久保凛、6キロ激走も区間2位に「悔しい」 昨年欠場の都大路へ「優勝狙う。悔しさ晴らしたい」

スポニチアネックス / 2024年11月24日 15時36分

レース後、野口監督(左端)の話を聞く久保(中央)

 ◇第40回近畿高校女子駅伝(2024年11月24日 南あわじ市おのころ島神社前発、南あわじ市立三原中学校着の5区間21・0975キロ)

 午前10時40分にスタートし、800メートル日本記録保持者の久保凛(2年)を擁する東大阪敬愛が3位となり、2年連続2度目となる全国高校駅伝の出場を決めた。今大会で府県代表を除いた最上位となれば、地区代表として都大路への切符を得られる。

 久保は1区(6キロ)を走り、19分50秒の区間2位でタスキをつないだ。昨年の都大路4区で区間賞の佐藤ゆあ(3年=立命館宇治)に先着を許したが、1秒差で2区へとつないだ。

 今大会の目標を「区間1位」に置いていただけに、レース後は「ラストの部分で足が動かなくなってしまった。区間1位でタスキをつなぎたい気持ちがあったので悔しい気持ちがある」と振り返った。

 ただ、全員でタスキをつないで薫英女学院、立命館宇治に次ぐ3位となり、昨年に続き地区代表として全国への切符を手にした。初出場で35位に終わった昨年の都大路では、久保は大会前に虫垂炎となったことが影響して出場できなかった。それだけに、全国の舞台へ強い思いがある。

 「(昨年に)出場できなかった悔しさがあるので、昨年の悔しさを晴らしたい。出るからにはチーム全員で頑張って優勝を狙って、個人でも区間賞を獲れるようにあと1カ月頑張りたい」

 来年には世界選手権があり、800メートルでの出場を目指す久保。駅伝シーズンで持久力も鍛えながら、高みを目指す。

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