古江「うまくマネジメントできた」3日連続69最少平均スコアのタイトルも見えた 米女子ゴルフ最終戦

古江彩佳

　◇米女子ゴルフツアー　CMEツアー選手権第3日（2024年11月24日　ロリダ州　ティブロンGCゴールドC＝6700ヤード、パー72）

　年間ポイントランキング上位60人が出場するシーズン最終戦の第3ラウンドが行われ、4位から出た古江彩佳（24＝富士通）が6バーディー、3ボギーの69で回り通算9アンダーに伸ばしたが、順位は8位に後退し、首位とは6打差になった。

　古江はフェアウエーを一度も外さず、グリーンを外したのも2度だけと安定感抜群のゴルフを見せた。

　3日連続69の好スコアで回り「うまくマネジメントできた。60台で回れて良かった」と笑顔だった。

　2番で4メートルを沈めてバーディー先行。続く3番で3パットを喫したが、6番で奥から3メートルを流し込んだ。9番、10番はショットをピンに絡めて連続バーディー。バンカーに入れた12番で落とした後も13番で取り返し、16番のボギーも17番で3メートルのバーディーパットを決めて帳消しにし「ボギーを打ってもうまく切り替えられた」と胸を張った。

　年間最少平均スコア争いは首位ユ・ヘラン（韓国）との差が0・000253に縮まった。「しっかりショットもパットも集中してできたら」。日本勢初のタイトル獲得を見据えた。