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琴桜 悲願初V! 14勝以上での優勝、大関では2017年初場所・稀勢の里以来7年ぶり快挙

スポニチアネックス / 2024年11月24日 17時38分

<大相撲九州場所千秋楽>  八角理事長(右)から優勝賜杯を受け取る琴桜 (撮影・成瀬 徹) 

 大相撲九州場所は24日、福岡国際センターで千秋楽の取組が行われ、大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)は同じく1敗で並ぶ大関・豊昇龍(25=立浪部屋)と結びで対決。相星決戦を制し、初優勝を飾った。

 立ち合いから強烈な突きで迫ってきた豊昇龍に対し、一度は投げられそうになったが、よく残り、最後ははたき込んだ。

 祖父は5度の優勝を果たし、07年8月に亡くなった元横綱「琴桜」。父は元関脇・琴ノ若という相撲一家。今年初場所後に大関昇進後、春場所までは「琴ノ若」として土俵に上がり、夏場所から「琴桜」に改名した。

 ☆初優勝 今年夏場所の大の里に次いで120人目の優勝力士

 ☆千葉県 91年名古屋場所の琴富士(千葉市花見区)以来

 ☆佐渡ケ嶽部屋 2016年初場所の琴奨菊以来。過去に琴桜、長谷川、琴風、琴富士、琴錦、琴光喜、琴欧州、琴奨菊。

 ☆14勝以上の優勝 23年夏場所の照ノ富士(14勝1敗)以来、大関では2017年初場所の稀勢の里(14勝1敗)以来

 ☆祖父、孫 日本相撲協会によると「過去に例はないと思われる」

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