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【日本代表】24年最終戦はイングランドに14―59で完敗 第2次エディー体制1年目は5勝8敗

スポニチアネックス / 2024年11月25日 3時13分

イングランドに敗れた日本代表(AP)

 ◇ラグビーリポビタンDツアー2024 日本14―59イングランド(2024年11月24日 英トゥイッケナム)

 世界ランキング13位の日本は、同7位のイングランドに14―59(前半7―35)で敗れ、24年の全試合日程を終えた。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)の復帰1年目のシーズンは、5勝8敗(非テストマッチを除くと4勝7敗)と負け越し、27年W杯オーストラリア大会へ厳しい船出となった。

 試合は当初先発予定だったフッカー原田がコンディション不良により、リザーブの李承ヒョが先発に繰り上がってキックオフを迎えた。先にスコアしてリズムをつかみたかった日本だが、最初のチャンスだった敵陣ペナルティーでゲーム主将のSH斎藤がショットを外し、思うような展開に持ち込めなかった。

 すると前半9分、相手のNo・8アールに先制トライを許し、その後もセットプレーとキックを前面に押し出した攻撃に押され、同31分までに4連続トライを許す悪循環。同34分、CTBライリーの突破から斎藤が最初のトライを奪ったが、前半終了間際にも1トライを許し、7―35と大きく引き離されて試合を折り返した。

 後半もセットプレーでの力差を見せつけられ、2トライを先に許して敗戦が決定的に。23分にラインアウトを起点にフランカー姫野が一矢報いるトライを奪ったが、さらに2トライを許す結果に。今年6月の第2次エディー体制初戦の対戦時は東京・国立競技場で17―52で敗れたが、5カ月が経過し、スコア差がさらに開く厳しい現実を突き付けられた。

 試合後、斎藤は「前半20分、30分くらいまで、常にイングランドのプレッシャーを受けて、なかなか自分たちのアタックができなかった」と厳しい表情で語った。

 ▽日本代表登録メンバー

 <1>岡部 崇人(横浜)

 <2>李 承ヒョ(相模原)

 <3>竹内 柊平(浦安)

 <4>サナイラ・ワクァ(花園)

 <5>エピネリ・ウルイヴァイティ(相模原)

 <6>下川 甲嗣(東京SG)

 <7>姫野 和樹(トヨタ)

 <8>ファウルア・マキシ(東京ベイ)

◎<9>斎藤 直人(トゥールーズ)

 <10>ニコラス・マクカラン(トヨタ)

 <11>ジョネ・ナイカブラ(BL東京)

 <12>シオサイア・フィフィタ(トヨタ)

 <13>ディラン・ライリー(埼玉)

 <14>長田 智希(埼玉)

 <15>松永 拓朗(BL東京)

 <16>松岡 賢太(神戸)

 <17>森川 由起乙(東京SG)

 <18>為房慶次朗(東京ベイ)

 <19>秋山 大地(トヨタ)

 <20>テビタ・タタフ(ボルドー)

 <21>ベン・ガンター(埼玉)

 <22>藤原 忍(東京ベイ)

 <23>梶村 祐介(横浜)

 ※◎はゲーム主将

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