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藤井王将に挑戦の永瀬九段 2度目の2日制を前に「封じ手で『佐々木』『勇気』と分けて書かないように…」

スポニチアネックス / 2024年11月25日 21時14分

<王将戦挑戦者決定リーグ戦プレーオフ>王将の駒を手にガッツポーズする永瀬九段(撮影・島崎忠彦)

 将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグのプレーオフが25日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、永瀬拓矢九段(32)が西田拓也五段(33)を下し、藤井聡太王将(22)=7冠=への挑戦を決めた。対局後に報道陣の取材に応じた永瀬は「少し前から藤井さんと2日制の対局を指すことを目標にしてきた。指せることになってうれしい」と笑顔を見せた。

 藤井とは過去3度タイトル戦で戦っているが、いずれも1日制5番勝負。2日制で盤を挟むのは初めてとなる。「新鮮なタイトル戦になると思う」と気を引き締めた。永瀬が2日制に挑むのは2020年の第70期王将戦以来、2度目。「(10月28日に行われた)広瀬(章人九段)戦辺りで、あまりにも2日制を指していないことに気がついた。もう少し2日制に出るべきだと思って意識をしていました」と語った。

 2日制にちなみ、報道陣から現在進行中の竜王戦についての質問も飛んだ。藤井に佐々木勇気八段(30)が挑戦するシリーズで、ここまで2勝2敗。永瀬は「佐々木さんの2勝2敗は、私の予想を覆してきた。佐々木さんが竜王戦を戦われて、その後に私の王将戦。佐々木さんにはとことん頑張ってもらいたい」と冗談めかしながら答え、笑いを誘った。

 さらに2日制と1日制の準備の違いを問われると、「4期ぶりはさすがに記憶がない。佐々木さんみたいに(竜王戦第1局の封じ手の封筒のように)『佐々木』『勇気』と分けて書かないようにはします。今気を付けられることはそれくらいでしょうか」とニコリ。精神面を鍛えたことなどを明かした今期の王座戦では硬い表情をしていた永瀬だが、この日は終始明るい笑顔。「今は1日1日100%を出すこと繰り返していて、1日の能力を制限しなくなった。充実してるかは分かりませんが、無我夢中です」と話し、対局場を後にした。

  7番勝負日程は以下の通り。月日はいずれも2025年。

 第1局 1月12日(日)、13日(祝)=静岡県掛川市・掛川城二の丸茶室

 第2局 1月25日(土)、26日(日)=京都府京都市・伏見稲荷大社

 第3局 2月5日(水)、6日(木)=東京都立川市・オーベルジュ ときと

 第4局 2月15日(土)、16日(日)=大阪府高槻市・摂津峡 花の里温泉 山水館

 第5局 3月8日(土)、9日(日)=埼玉県深谷市・旧渋沢邸「中の家(なかんち)」

 第6局 3月21日(金)、22日(土)=佐賀県上峰町・大幸園

 第7局 3月29日(土)、30日(日)=栃木県大田原市・ホテル花月

 

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