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退団表明の田中将 新天地はNPB希望 楽天との再交渉は「考えてないも何も、別にそういうお話もない」

スポニチアネックス / 2024年11月26日 12時52分

厳しい表情を浮かべる田中将(撮影・木村 揚輔)

 今月24日に自身のYouTubeで楽天からの退団を表明した田中将大投手(36)が26日、本拠の楽天モバイルパークで取材に応じた。

 今オフの球団との交渉は「実質1回ですね」とした上で「15分くらい話した」と明かした。

 その中で球団から減額制限を大幅に超える金額を提示された際の印象として「結果が出なければ下がる。ダメだと思われればカットされる」と理解を示しつつ、「提示を受けた時に個人的にはもう期待はされていないんだな。最適な言葉がなかなか思い浮かばないですけど、これはもうちょっと出て新しいところでやる、求められているところでやるのが自分にとって一番」と決断したという。

 年俸についても「お金だなんだっていう論調も流れていますけど、ひとつ思い出していただきたいのは、そもそも21年、イーグルスに戻ってくるタイミングの時に、それ以上のオファーを蹴って戻ってきている。イーグルスから出されたオファーよりも上のオファーは事実としてあった」と大リーグ球団から楽天以上のオファーがあった中で楽天を選んで日本でのプレーを選んだことを強調。その上で「そこをもう一度思い出していただきたいなっていうところあります。とにかく期待をかけてもらって、やりがいを感じるところでやりたいっていうのが一番です」と話した。

 注目の新天地についてはNPBでのプレーを目指していると説明。「そういう縁があればという感じですね」と話した。

 米国でのプレーも視野に入れるかという話については「それは分からないですね。どういう状況になるかによると思うので。ただ、現実的にオファーが届くかって言うと、そこからオファーはないんじゃないですかね。でも分からないですよ、どうなるか」と話した。

 楽天と再交渉の可能性については「考えてないも何も、別にそういうお話もない。なんか(球団側が)バックアップという感じのコメントもされてましたけど、そういう話も一切してないんで、ちょっとこちらも困惑してるところではあります」とした。

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