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【田中将大と一問一答(1)】激白20分!「個人的にはもう実質、居場所はないんじゃないかっていうぐらい」

スポニチアネックス / 2024年11月26日 13時43分

田中将(中央)の囲み取材には多くの報道陣が集まった(撮影・木村 揚輔)

 今月24日に自身のYouTubeで楽天からの退団を表明した田中将大投手(36)が26日、本拠の楽天モバイルパークで取材に対応した。

 主な一問一答は以下の通り。

 ――現在の心境は?

 「一番はやはり選手としてやっていく上でやりがいをどれだけ感じられるかが、自分としては大きいです。そこをいつも一番に考えて決断をしてきたので、色々本当にたくさん考えました。その中でこういう答えを出すことにしました」。

 ――仙台から離れる可能性が高まった。

 「もちろんドラフトでクジを引き当てていただいて入団した球団です。一からプロ野球生活スタートするところ、育てていただいて、メジャーリーグに行くタイミングでもポスティングシステムで、球団に認めていただかないと出られないっていうタイミングでも快く送り出していただいたので本当に感謝しかありません。2021年に再びイーグルスに戻って来ることになった時も本当に温かい言葉をかけていただいて、戻ってくることになった。自分の中ではやはり苦しいこの4年間なんで、なかなかその期待に応えることはやはりできなかった。そこはもう球団に対してもそうですし、ファンの方々の期待に応えることができない苦しい4年間でした。繰り返しになりますが、もう本当に球団に感謝してます」。

 ――金額を提示されたときは?

 「憶測のような報道が一人歩きしていて、こちらも困惑してる部分あるんですけど、そこに関してはこちらから言うことはないです。結果が出なければ、そこはやはり下がるし、活躍すれば上がるし、ダメだと思われればカットされる。ただ、その中で球団と実質1回ですね。その提示があった時、15分ぐらい話した。提示を受けた時にですね、個人的には、もう受けた印象としてはもう期待はされていないんだな、最適な言葉がなかなか思い浮かばないですけど、これはもうちょっと出て、新しいところで、求められるところでやるのが自分にとって一番だなと。冒頭でもお話しさせていただきましたけど、そこを一番にいつも選択してきたので。いろいろお金だなんだっていう論調も流れていますけど、ひとつ思い出していただきたいのは、そもそも21年、イーグルスに戻ってくるタイミングの時に、(大リークからの)それ以上のオファーを蹴って戻ってきている。イーグルスから出されたオファーよりも上のオファーは事実としてあったので、そこをもう一度思い出していただきたいなっていうところはあります。とにかく、期待かけてもらって、やりがいを感じるところでやりたいっていうのが一番です」。

 ――新しい球団を探す意味では楽しみな部分も。

 「そうですね。本当に今後どういう風になるかはわからない。そこは本当に不安ですけど、ただ自分としてはまだまだやれると思っています。今年1年投げられなかったっていうことは、なかなかタフな状況だとは思いますけど、本当に体は現在元気です。シーズン後半こう投げていってのところはお見せはできている。オフもいい感じで、今のところ調整して練習を重ねることできている。自分の中では来年、今年よりももっとできるって思っています」。

 ――石井SDは何度も協議を重ねたと言っていたが。

 「協議は1回ですね。1回ですし、石井さんとお会いしたのは、その1回だけですね。球団に自由契約の意思を伝えた時はいらっしゃいませんでした」。

 ――もらったオファーは残念?

 「イーグルスからそういう風に見られて。それがもう評価だと思う。オファーをいただいたっていう事実はありますけど、個人的にはもう実質、居場所はないんじゃないかっていうぐらいの。直接そんなことは言いませんよ。言わないですけど、受け取る側としてはそう受け取りました」。

 ――日米通算200勝を仙台で達成したかった?

 「もちろんそのつもりでした。ただ、やはり人生いろいろありますし。やはりうまくいってた時には、そんなにいろんなことを気にはしなかったでしょうけど、こうしてなかなかうまくいかなかった時ほどいろんなことが大事なのかなって自分では思う。なんとかやはり乗り越えて、来シーズンたくさん勝ちたいですし、200(勝)がひとつ、そこはありますけども、自分の中ではそこはゴールじゃないですし、もっともっとその先があると思っている」。

 ――1試合でも多く先発のマウンドに立ち続けたい?

 「いや、基本的に今まで、今ここでお話した中にもありましたけども、基本的にはやらなければ下がるっていうのは当然で、そこは受け止めて来シーズンもプレーするっていう気持ちではありました。やはり球団からのいろんな部分ですね。ちょっともう出るしかないなと。そこらへんに関してはなかなか、交渉事でもありますので、なかなかはっきりとクリアには言えないですけど」。

 ――この一年をいいものにしたいという思いは?

 「今いろいろこう取り組んでやっていて、今はもう練習するしかない。ゲームがあるわけじゃないですけど、今年投げてたものよりいいものは出せると思ってます」。

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