広島・矢野3550万円増5300万円で更改「何年も積み重ねて本当の守備職人」 来季へ気持ち新た

＜広島　契約更改＞契約更改を終え、会見する矢野（撮影・中辻　颯太）

　広島・矢野雅哉内野手（25）が26日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3550万円増の推定年俸5300万円で一発サインした。

　「めちゃくちゃいい評価をしていただいてうれしく思う。毎試合試合に出て、苦しい時もあったが、毎日楽しく自分らしい野球ができた。それでも満足度は感じていない」

　今季は137試合に出場して打率・260、2本塁打、38打点。遊撃では119試合に先発（二塁で8試合先発）。自慢の広い守備範囲と強肩を生かし、初のゴールデングラブ賞を受賞。遊撃のレギュラーに定着し、飛躍の一年となった。

　「何年も積み重ねて、本当の守備職人と言われると思うので、何年も積み重ねていきたい」。真のレギュラーになるべく、「強い体をつくって、守備だけでなく、打撃でももっと貢献したい」と決意を新たにした。