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【田中将大と一問一答(2)】決断まで熟考 まい夫人にも相談「感情的になるのが一番いけない。時間をかけて」

スポニチアネックス / 2024年11月26日 13時48分

田中将(中央)の囲み取材には多くの報道陣が集まった(撮影・木村 揚輔)

 今月24日に自身のYouTubeで楽天からの退団を表明した田中将大投手(36)が26日、本拠の楽天モバイルパークで取材に対応した

 主な一問一答は以下の通り。

 ――決断までは結構悩んだ?

 「いろいろ考えました。たくさん。感情的になるのが一番いけないと思ったので。やはり時間をかけながらいろんなことを考えました」。

 ――家族に相談は?

 「どうしようかっていうところは、もちろん家族。家族はやはり一番。特に妻(里田まい夫人)ですね。話しました。やっぱりなかなか簡単なことではないので、時間をかけてっていうとこですかね」。

 ――新たなプレー先はNPB?

 「そうですね、はい。そういう縁があればっていう感じですね」。

 ――例えばアメリカは?

 「それは分からないですね。どういう状況になるかによると思うので。ただ、現実的にオファーが届くかって言うと、そこからオファーはないんじゃないですかね。でもわかんないですよ、どうなるか」。

 ――ルール的には楽天と再交渉も?

 「考えてないも何も別にそういうお話もないです。(球団側が)なんかバックアップという感じのコメントもされてましたけど、そういう話も一切してないので、ちょっとこちらも困惑してるところではあります」。

 ――チームメートへの報告は?

 「昨日納会あったので、みんなには報告できました」。

 ――頑張ってくださいと?

 「そうですね、はい。いろんな話しながら」。

 ――先日のファン感謝祭の時点では決断していた?

 「それは当然」。

 ――ファンに自分の姿をどのように?

 「その前に答えを出して、自分の中でそのファン感を変な空気にしたくなかったので、答えを出すの伝えるにはその後の方がいいかなって。僕としては別に普通にいつも通りファンの方々に楽しんでいただきたいなと思っていましたし、うんとか盛り上げたいなって思っていた。そこのスタンスは変わらなかった」。

 ――ファンの方は知らない状況だったが、ファンの声は?

 「頑張ってねっていう声をイーグルスの選手として声をかけていただいていたのなら、そこはちょっと違う形になってしまいますけども。1人の選手として田中将大を応援してくださってる方々には、そこはどんな形であれ頑張るっていうのは違いはないと思う」。

 ――石井SDからかけられた言葉は?

 「提示があったので、その提示のあった流れで来季も戦力としてという言葉は一応いただきましたが、やはりいろんなところで、こちらとしてはそういう風には素直には受け取れなかったです」。

 ――それは金額がやはり評価という点?

 「それはもちろんありますけど、でも何度も最初から言ってるように、金額で全部選択してるわけじゃないので。気持ちの部分で。この言葉がまた正しいのかわからないですけど、やりがいというところを素直に感じられなかったというか、受け取れなかったです」。

 ――宮城、東北の皆さんに対して。

 「感謝しかないです。そこはもうファンの方々にも育てていただきましたから。やはり今までああいう応援を、皆さんに応援していただいて、背中を押していただいていましたから。僕個人としては最後までイーグルスでプレーすることができるのであればベストだと思いますけど、これはまたどうなるかわからない。いつどうなるかわからない。1球団、入団した球団で全てを長期間プレーして、そのチームで終われる選手がじゃあ何人いるんだっていうところ。自分で引退できる人は本当に限られた人しかいないと思うし、こればっかりもしようがないと思う」。

 ――寂しい思いは?

 「それは当然ありますよ」。

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