西武・甲斐野央 移籍1年目を終え「納得していない」守護神へ「目指すべきところ」500万円減でサイン

来季の復活を誓った甲斐野

　西武の甲斐野央投手（28）が26日、埼玉・所沢市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸の4000万円から500万円ダウンの3500万円でサインした。

　昨年、ソフトバンクにFA移籍した山川の人的補償で加入。今季は勝利の方程式として期待されたが、右肘の違和感などもあり、19試合で0勝2敗、11ホールド、防御率2・95だった。西武1年目を終え「いろんな期待をされていてこの数字だったので納得していない。何しているのだろうという気持ちでした」と振り返った。

　狙うは守護神の座。「僕の目指すところ。日本人最速を目指したいし、投手一本でやらせてもらってるので。大谷さんは二つやりながらも日本最速の記録を持っていらっしゃるので頑張りたい」と165キロを目標に掲げた。