【プロ野球セ新人王】巨人・船迫 全試合ベンチ入り「よく頑張ったかな」印象に残った試合は…

＜NPB　AWARDS　2024＞新人賞を受賞し会見する巨人・船迫　（撮影・村上　大輔）

　プロ野球の年間表彰式「NPB　AWARDS　2024　supported　by　リポビタンD」が26日、都内で行われ、今季の最優秀新人選手賞（新人王）にセ・リーグは船迫大雅投手（28）が選ばれた。

　聖光学院から東日本国際大学へ進学。大学4年では指名漏れとなり、西濃運輸に入社。西濃運輸でも2度の屈辱を味わい、たどりついた新人王のタイトル。「率直にうれしい。今までお世話になって人もそうですけど、一番は両親に」と両親への感謝を口にした。

　2年目の船迫は救援で51試合に登板。4勝0敗22ホールド、防御率2.37と中継ぎ陣を支え巨人のリーグ制覇に貢献した。ルーキーイヤーだった昨季は36試合に登板して3勝1敗8ホールド、防御率2.70だった。

　全試合ベンチ入り、50登板以上という目標を掲げて臨んだ今季。「143試合ベンチ入りすることができたのは、よく頑張ったかなと」と振り返った。

　また、印象に残っている試合には「村上選手に特大ホームランを打たれた試合」を挙げ、「自分の中でいい試合ではなかったんですけど、あの試合が、今後につながるかなという意味で印象に残っています」とした。

　なお、球団からの新人王は22年に受賞した大勢以来、2年ぶり。