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楽天・則本が契約更改 来季もクローザー希望 電撃退団のマー君に「野球を辞めるわけではない」

スポニチアネックス / 2024年11月27日 16時11分

<楽天契約更改>記者の質問に答える則本(撮影・木村 揚輔)

 楽天の則本昂大投手(33)が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改。来季は7年契約の最終年度とあり、現状維持の3億円でサインした(金額は推定)。

 入団12年目の今季は松井裕樹投手(29)のパドレス移籍に伴い、23年までの先発一筋から守護神に転向。リーグ最多の54試合に登板し3勝4敗4ホールド32セーブ、防御率3・46で最多セーブのタイトルを獲得した。

 「転向して1年間、頑張ってくれた」。冒頭に球団幹部からねぎらわれると、約40分間に及ぶ球団との話し合いは来季チームがいかに戦うべきかに終始したという。

 自身については来季も守護神継続を訴えた。秋季練習中、三木肇監督(47)にその旨を伝えると、最近指揮官に「来年も中継ぎをやってもらいたい。チームにとって(則本が)後ろで投げるのは重要だと思う」と言われた。意気に感じた則本は藤平、鈴木翔ら若手との守護神争いを制した上で「安心して(9回に)送り出してもらえるように頑張ります」と即答した。

 さらに生涯クローザーの覚悟も明かした。「去年、この場(契約更改後の会見)で抑えをやると伝えた時から(現役生活を)終わるまで後ろで投げたいつもりで、その覚悟でボクは抑えを引き受けたんで…だから来年先発に戻るとかそういう気持ちはないです」と語気を強めた。

 また3日前に電撃退団を表明した田中将大投手(36)に対しては一野球人として選択を応援する姿勢を示した。「聞いた時は正直凄くビックリしたんですけど」と切り出すと「田中さんの野球人生なんで、その選択したことは応援したい。まだ野球を辞めるわけではないし、どこかしらの球場で応援できると思うので、そこは楽しみにしています」と話した。

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