古市憲寿氏 猪口邦子議員宅の火災に沈痛、親交あり「学者の家なので紙の本が多かったのかも…凄く心配」

フジテレビ社屋

　社会学者の古市憲寿氏（39）が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。自民党の猪口邦子参院議員（72）の自宅マンションで火災が発生したことについてコメントした。

　東京都文京区小石川のマンションで27日夜、火災が発生し、一時激しく炎が上がり、煙が立ちこめた。警視庁によると、現場は猪口氏の自宅で4人暮らし。捜査関係者によると、猪口氏と娘1人とは連絡が取れているというが、夫で東大名誉教授の猪口孝氏（80）ともう1人の娘の安否が不明となっている。現場から性別不明の2人が見つかり、死亡が確認された。

　現場のマンションは6階建てで、6階の約150平方メートルが燃えた。消防車など30台以上が出動して消火活動を行った。

　安否不明となっている猪口孝氏は新潟県出身。新潟高校から東大、東大大学院へ進み、マサチューセッツ工科大学大学院で政治博士号を取得。専門は政治学と国際関係論で活躍した。新潟県立大の学長も務めた。

　火災現場は東京ドームから北に約500メートル、都営地下鉄・春日駅から約450メートルの住宅街で周辺は騒然となった。

　猪口氏と親交があるという古市氏も、今回の火災の原因については「理由は分からないですけれども、学者の家なので、紙の本が多かったのかも知れないですけど、邦子さんと孝氏も学者としての共著もあるぐらい凄く仲が良くて、2人とも社交的な方だったんで、そういうお家がこういう火事って凄く心配ですよね」と沈痛な表情を浮かべていた。