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FC東京 ディエゴ・オリベイラの今季限りの現役引退を発表「学び、成長できたことはみなさんのお陰」

スポニチアネックス / 2024年11月28日 14時1分

ディエゴ・オリベイラ

 FC東京は28日、ブラジル人ストライカーのディエゴ・オリベイラ(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。今季はここまで30試合6得点。不本意なシーズンを送っているが、34歳とまだ若く、ファン・サポーターから愛された優良助っ人の電撃引退となった。

 ディエゴ・オリベイラはクラブを通じ「今シーズンをもって引退することを決断しました。この決断は、自分の中でも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています」と理由を説明。「日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。

 「色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です。残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています。まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」とコメントした。

 ディエゴ・オリベイラは16年に柏に加入。1年目から真価を発揮し、30試合に出場しチームトップの12得点を叩き出した。17年は27試合5得点と振るわなかったが、当初は期限付きで加入したFC東京で一気に才能が開花。19年に完全移籍し、20年にはルヴァン杯制覇に貢献。23年にはキャリアハイとなる15ゴールを決めた。

 ハードワークを欠かさないそのプロフェッショナルな姿勢はチームメートや相手チームからも大きなリスペクトを集め、常に笑顔を絶やさずファン・サポーターからも愛された。J1通算278試合91得点。独特なスライドで相手ゴールに迫り続けたブラジル人FWが、惜しまれつつもスパイクを脱ぐことを決めた。

 ◇ディエゴ・オリベイラ 1990年6月22日生まれ、ブラジル・パラナ州クリチバ出身の34歳。08年にパラナ・クルーベでプロキャリアをスタート。カタール、ブラジル国内、韓国クラブへの期限付き移籍を経て、16年に柏入りし、鋭い得点感覚と強じんなフィジカルを行かして来日1年目に12得点。FC東京に期限付き移籍した18年は13得点で、オフに完全移籍を果たした。20年にルヴァン杯制覇貢献。J1通算278試合91得点。1メートル79、82キロ。利き足は右。

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