日本ハム清宮虎多朗が入団会見 トライアウト後の舞台裏も明かす「経験をファイターズに還元したい」

ガッツポーズを決める清宮虎（撮影・高橋　茂夫）

　楽天を戦力外となり、日本ハムと育成再契約した清宮（せいみや）虎多朗投手（24）が28日、本拠地のエスコンフィールドで入団会見を行った。

　背番号は「115」に決まり「NPBでチャンスを頂けると思っていなかった。イーグルスで経験してきて、今季は不甲斐ない成績で終わったので改善してファイターズに還元したい」と意気込んだ。

　14日に12球団合同トライアウトを受けた直後に、木田優夫GM代行から電話で育成契約をオファーを受けたことを明かし「木田さんもファームで監督をされていて、僕がファームでセーブ王を取った時に、9回だったら“出てきちゃった”という感じで、その感じを発揮してほしいと言われました」と語った。

　同じ漢字で読みが違う清宮（きよみや）については「今シーズンはファームで一度、鎌ケ谷で対戦する機会があったんですけど、今度は同じチームで一緒にやっていきたい。何を言ってもらってもいいので、たくさん話題にしていただいて、自分の名前を知ってもらえれば」と笑顔で話した。最速161キロを誇る直球を武器に、再び支配下を勝ち取る。