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中島啓太「勝つために必死でやる」昨年2位惜敗の雪辱へ65で好発進 日本シリーズJTカップ

スポニチアネックス / 2024年11月28日 15時2分

<第61回ゴルフ日本シリーズJTカップ初日>2番、バーディーを決め祝福に応える中島啓太(撮影・会津 智海)

 ◇男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第1日(2024年11月28日 東京都 東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 昨年の賞金王・中島啓太(24=フリー)は8バーディー、3ボギーの5アンダー65で回った。

 ホールアウト時点で首位に立ったが、中島は「良いスタートを切ったけど、内容はあまり良くない。前半も結果だけ見れば5アンダーで良かったけど、ミスショットが何発か出たので、後半の3ボギーにつながった」と歯切れが悪かった。

 前半5バーディーを奪って勢いよく飛び出した。しかし、11番、13番、14番と3ボギーを叩いて後退した。それでも「引きずらず、うまく切り替えることができた」。15番、16番とベタピンにつけて連続バーディー。17番パー5でも伸ばし3連続バーディーとした。

 好スコアを後押ししたのがアプローチだった。8番でチップインバーディー。グリーンの傾斜が強い難関の18番パー3ではティーショットをグリーン左に外したが、大きく曲がるラインをきっちり寄せてナイスパーで締めくくった。

 今季は欧州ツアーを主戦場とし、日本ツアーはこれが3戦目で賞金ランクは63位。今大会には「ツアーメンバーで24年の欧州ツアー優勝者」の資格で参戦している。前回大会は3日目まで首位を走りながら2位。1年前の雪辱の思いも抱いてプレーしている。

 「出ている選手はみんなこの試合で勝つためにやっている。それは僕も変わらない。勝つために必死でやる」。強い決意をにじませた。

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