右膝重傷のマンCロドリ、今季中の復帰諦めない 9月に手術で指揮官“絶望”示唆も

バロンドールを初受賞し、喜ぶスペイン代表MFロドリ（ロイター）

　右膝重傷で離脱しているマンチェスターCのスペイン代表MFロドリ（28）が今季中の復帰を目指していることを明かした。28日に公開されたポッドキャスト番組「The Rest is Football」の中で「自分の目標は今季中に復帰することだ」と語った。

　ロドリは昨季、マンチェスターCのプレミアリーグ4連覇とスペイン代表の欧州選手権優勝に貢献。先月にはサッカー専門誌フランス・フットボールが選定するバロンドール（世界最優秀選手）を初受賞した。しかし、9月22日のリバプールとのリーグ戦で右膝の前十字じん帯と半月板を損傷。手術を受け、マンチェスターCのグアルディオラ監督は「今季は終了した」と今季中の復帰が絶望的であることを示唆していた。

　ポッドキャスト番組でロドリは「メンタル的にもシーズンを諦めて投げ出さないことが自分にとってプラスになると思う」と説明。「復帰がいつになるか分からない…自分の目標は6、7カ月だが、理学療法士が指示するだろう」と意欲を示した。

　ロドリをはじめ負傷者に悩まれているマンCは現在、リーグ戦、リーグ杯、欧州CLの公式戦計6試合で勝利なし。5連覇を狙うプレミアリーグでは2位につけているが、12月1日の次戦・首位リバプールとの直接対決に敗れると勝ち点差は11に広がる。