NewJeans 所属事務所との契約解除にファン複雑「決断を尊重したい」「さすがに悪手では？」

NewJeans（ロイター）

　韓国の女性5人組「NewJeans（ニュージーンズ）」が28日、韓国・ソウルで緊急会見を行い、所属する「ADOR（アドア）」との専属契約を解除することを発表した。

　韓国ではNewJeansが、「ADOR」の親会社である「HYBE（ハイブ）」に対して、代表取締役を解任された育ての親、ミン・ヒジン氏の復帰を要求したことが大きな話題となっていた。

　今月13日、NewJeansはADORに「これを受け取った日から14日以内に専属契約の重大な違反事項をすべて是正せよ」と要求する内容証明を送った。「是正要求を受け入れなければ、専属契約を解除する予定」とも伝えていた。

　これについて27日に回答期限を迎え、5人は緊急会見。「私たちの要求に応じた是正は全く行われていない」と判断したことを明かし、このあと29日午前0時をもって事務所との契約を解除すると発表した。

　この発表を受けてファンからは「NewJeans頑張れ」「5人の決断を尊重したい」「大人の事情に巻き込まれてかわいそう」「まだ若いのに主張がしっかりしてるな」「何があってもついていくよ」「日本に来たらいい」などエールを送る声が多数あがった一方で、「曲の権利とかどうするんだろう」「韓国はこの手のトラブルが多すぎる」「さすがに今回は悪手では？」「NewJeansの名前は使えないのでは」「なんだか悲しい」「一方的に契約解除できるもんなんか」など、今回の決断を危惧する声もあった。

　

　グループは2022年に韓国でデビュー。昨年までにSpotifyでの総再生回数33億回超と大ブレークし、日本未デビューながら大みそかのNHK紅白歌合戦に特別企画枠で異例の出場を果たした。今年6月に日本デビューした。