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「SixTONES」森本慎太郎 演技の「引き出し」増やせた 映画「正体」で日雇い労働者役に挑戦

スポニチアネックス / 2024年11月29日 5時3分

ポーズをとる森本慎太郎(撮影・郡司 修)

 SixTONESの森本慎太郎(27)が出演する映画「正体」(監督藤井道人)が29日に公開される。夢を持たない日雇い労働者役で、死刑判決を受け逃亡中の主人公(横浜流星)と出会い、信じることの大切さを知る青年を静かに演じた。

 同作の撮影前、南海キャンディーズの山里亮太役を務めたドラマ「だが、情熱はある」では「足す作業をしていた」。だが、藤井監督の注文は真逆。鼻の穴を膨らませるなど、心情を表現した動きは「大スクリーンだと、印象が強くなる。何もしないぐらいがいい」と指摘され「ドラマ、映画、舞台の違いを肌で感じた」と明かす。

 「怒りの後に、悲しみの表現を求められることもある。真逆の感情だけど、指摘されたことをすぐに実践する。スポンジ精神でいたことで、その時に最適な引き出しを持つことができるようになった」と胸を張る。

 映画のように信じることの大切さを教えてくれたのは「SixTONESのメンバー」と即答。「10年前は、600人くらいの会場を埋めることができなかった。でも全員で鼓舞し合って今がある。辞めて教師になろうと思ったこともあったけど人との出会いで夢は変化する」と未来を見つめた。(西村 綾乃)

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