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関西将棋会館で最後の公式戦 老朽化で移転 谷川十七世名人「何かの巡り合わせ」

スポニチアネックス / 2024年11月29日 5時3分

大阪市福島区の関西将棋会館での最後の公式戦に臨む谷川浩司十七世名人(日本将棋連盟提供)

 数多くの棋士が名勝負を繰り広げ、老朽化のため移転する大阪市の関西将棋会館で最後の公式戦が28日に指された。

 第18回朝日杯将棋オープン戦2次予選に臨んだ谷川浩司十七世名人(62)は、1局目で敗れ「この日に対局がついたことは何かの巡り合わせ。(あと2勝の)1400勝が達成できればと思ったが、勝負はそう甘くはないですね」と感慨深そうに話した。

 続けて「一番印象に残っているのは、やはり1995年1月20日の対局。阪神大震災から3日後でしたが、前日に半日かけて神戸から大阪へ移動して臨み、将棋が指せる喜びを感じた」と思い出を語った。

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