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ソフトバンクのドラ2・庄子雄大が仮契約 大学通算54盗塁の俊足遊撃手「宗山より活躍できるように」

スポニチアネックス / 2024年11月29日 20時0分

仮契約を終え笑顔の庄子(撮影・柳原 直之)

 ソフトバンクからドラフト2位指名を受けた神奈川大・庄子雄大内野手(22)が東京都内で契約金8000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。

 大学通算54盗塁、50メートル走5秒7の俊足遊撃手で「一番(の目標)は盗塁王を獲りたい。打数、打率のタイトルを狙っていきたい。最終的に新人王はついてくる。合同自主トレからしっかりアピールして、開幕1軍に残れるようにやっていきたい」と意気込みを語った。

 名門横浜高出身で同学年ではDeNA・度会ら4人が既にプロ入りし、ドラフト指名時は全員から祝福のメッセージをもらったという。一方で、同高の9学年先輩で今季MVPの近藤にはまだあいさつができておらず「早くしっかり会ってあいさつしたい」と恐縮。大学時代はその近藤モデルのバットを使っており「大学時代に自分に合ったバットが近藤さんのモデルだったので今後も使う。打撃の技術も学びたい」と早くも弟子入り志願した。

 正遊撃手の今宮は今季もベストナインを受賞するなどまだまだ健在だが、担当の福山龍太郎アマスカウトは「今宮選手とはまた違うタイプ。脚力は周東選手に匹敵する。トップスピードが速い。戦力に十分なっていける素材」と太鼓判を押す。

 今秋ドラフトは同じ遊撃手の明大・宗山に指名が集中。同じパ・リーグの楽天に入団したホープをライバル視する庄子は「(宗山は)捕球の上手さ、ハンドリングの上手さは勉強するものがあった。打撃もコンタクトする確率が高い」とその力を認めた上で「宗山より活躍できるようにやっていきたい。自分にあって彼にないものがあると思う。球団は違いますけど、全てにおいて彼に負けないようにレベルアップしていきたい」と力強く語った。

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