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大腸がん2度、脳梗塞乗り越えた苦節30年俳優 人気ドラマに登場も冒頭で…ファン喝采「また殺された!」

スポニチアネックス / 2024年11月30日 7時18分

苦節30年の俳優・渡辺隆二郎

 大腸がん2度、脳梗塞を乗り越えた苦節30年の俳優・渡辺隆二郎が27日に放送されたフジテレビ「全領域異常解決室」(水曜後10・00)第8話に出演。冒頭で殺害される会社員を演じた。

 渡辺はデビューから30年間、魚河岸や工事現場などで働きながら生活費を稼ぎ、どんな端役でも全力投球で演じてきた。今年10月18日に初主演映画「Good Dreams」(監督井上竜太)が公開された。43歳の時、初期の大腸がんが見つかり内視鏡で切除、51歳で再び初期の大腸がんが分かり、この時も手術した。この間、舌にも腫瘍が見つかり切除。顔面麻痺にも2度なった。体の変化に死の恐怖を感じることも度々あったが、乗り越えて、ようやく夢の主演をつかみ、話題となっていた。

 初主演映画でも鳴かず飛ばずの俳優を演じ「いつも殺されてばかりだね」とからかわれるシーンがあった。今回の「全領域…」でも殺される役を熱演。映画を見たファンからは「また殺された!」「殺され方がやっぱりうまい!」「主演やっても次の仕事でいきなり殺されてる(笑)」など温かく見守る声が上がった。

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