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巨人・阿部監督 ONの前で日本一宣言 CS敗退の悔しさ胸に2年目へ「また一からスタート」

スポニチアネックス / 2024年12月1日 5時32分

握手をかわす長嶋氏(中央)と王氏(右)(後方中央は阿部監督)(撮影・西川 祐介)

 巨人・阿部慎之助監督(45)が30日、「ON」の前で日本一奪回を宣言した。東京ドームで行われた「ファンフェスタ2024」で球団創設90周年特別セレモニーが開催され、長嶋茂雄終身名誉監督(88)、ソフトバンク・王貞治球団会長(84)らV9戦士たちがグラウンドに集結。偉大なOBを前に、来季に懸ける思いを言葉にした。

 観衆4万631人を集めた東京ドーム。ファンフェスタの最後に、サプライズが待っていた。記念撮影を前に123人のOBがグラウンドに集結した。「ON」こと王、長嶋両氏もそろい踏みした独特の雰囲気。阿部監督は背筋を伸ばしてマイクの前に立ち、力を込めて日本一奪回へ決意表明した。

 「ジャイアンツは創設90周年を迎え、素晴らしいOBの方々、今日、集結していただき、改めて重責を感じております。今年は優勝することができましたが、最後は悔しい結果になってしまいました。来年はこの場で日本一のあいさつができるように、また一からスタートしてまいります」

 グラウンドで阿部監督らと談笑した長嶋氏は「巨人軍の歴史を築き上げてこられた方々との再会に胸が弾みました」と笑顔を見せた。王会長も「OBらが一堂に会することを本当に楽しみにしていましたし、久々の再会を幸せに感じています」と喜んだ。

 長い伝統と栄光の歴史を受け継ぐ第20代監督に就任し、1年目から4年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた。ただ、CSファイナルSではDeNAに敗れて日本シリーズに進出できず、日本一の栄冠は12年を最後に遠ざかったままだ。忘れられない悔しさを胸に視線は既に来年へ。11月の秋季練習は例年より早く打ち上げ、来年2月1日のキャンプインまでの期間を各自が自覚を持って過ごすことを求めた。偉大なOBに日本一を約束し、監督2年目の来季を見据えた。(川島 毅洋)

 ≪阪神残留表明大山に言及「また敵同士だけど」≫阿部監督が、阪神残留を決めた大山について言及した。FA宣言して球団が獲得に動いていたが、29日に残留を表明。「FAってこちらが決めることではないから。本人からも連絡いただいて、また敵同士だけど、阪神―巨人、巨人―阪神を盛り上げて、野球界を盛り上げていきましょうと伝えられたので良かった」と話した。

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