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新潟Lの“こぼれ球部長”滝川が2発で5位浮上 24年リーグ戦完勝締め 

スポニチアネックス / 2024年12月1日 4時31分

この日2点目を決めて喜ぶ滝川(左、WEリーグ提供)

 新潟Lはアウェーでノジマ相模原を2―0で下し、2試合ぶりの勝利を挙げた。後半から出場したMF滝川結女(25)が21分、35分にゴールを決めて今季4得点目。リーグ戦4試合無失点と攻守がかみ合い、今年最後のリーグ戦を白星で締め、勝ち点を17として5位に浮上した。

 後半から出場した“こぼれ球部長”の異名を持つ滝川が本領を発揮した。後半21分。MF杉田のシュートのこぼれ球を「跳ね返りを狙っていた。あと一歩ずれていたら届かなかったのでポジショニングが良かった」と頭で押し込み先制点を挙げる。さらに35分に後半から出場のMF川村のマイナスクロスをダイレクトで合わせ2点目。試合を決めた。今季の年内最後のリーグ戦を白星で飾り、橋川監督は「コンディション不良の選手がいたり、メンバーが代わったりした中で勝ち点3を取れたのは大きい。日頃から全員で準備していた成果」と満足そうだった。

 この日は前線にFW田中がプロ初先発したほか、FW児野も今季初先発。フレッシュな動きで攻撃に新風を吹き込んだ。守ってはGK平尾を中心に堅守を継続。公式戦5試合連続、リーグ戦4戦連続無失点で締めた。前半戦を終え、滝川はチーム最多の4得点。「今季は2桁得点を目標にしているので、そこはブレずに目指したい」とさらなる活躍を誓った。

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