サザエさん 約39年ぶりに新キャラ登場！1日放送の「55周年スペシャル」でカツオのライバルが

カツオ、ライバル現る（c）長谷川町子美術館

　国民的アニメでもあるフジテレビ「サザエさん」が、1日に「放送55周年記念スペシャル」（日曜後6・00）を放送する。

　「サザエさん」は、1969年10月5日に放送を開始し、今年で放送55周年。メモリアルな年を記念して、11月25日から1週間『祝・放送55周年　秋のサザエさんウィーク』を展開中で、その締めくくりとなる1日の『サザエさん　放送55周年記念スペシャル』と題して1時間スペシャルを放送する。今回は、猫のタマを含めたサザエさん一家ひとりひとりにスポットを当てた全7本。見どころは、今回、約39年ぶりとなる新キャラクター、カツオのライバル・星宮くんも登場する。

　「カツオ、ライバル現る！」では、体育の授業で、走り幅跳びの新記録を出したカツオ。みんなに褒められ、家でも家族に自慢する。しかし翌日、隣のクラスにカツオの記録を破った子が居ると聞く。「星宮」という転校生の男子で、かおりと早川は笑顔が素敵な子だと言うが…、という話だ。

　「サザエさん」に新キャラクターが登場するのは、実に約39年ぶり（ゲストキャラクターや、1話のみ登場のキャラクターを除く）のこと。気になる星宮くんのビジュアルや声優は、1日の放送で初解禁となる。

　スペシャルで放送されるのは、「タラちゃん冒険記」、「マスオ独立します」、「ワカメちゃんとおとぎの国」、「カツオ、ライバル現る！」、「タマのパトロール」、「ある日の波平とフネ」、「サザエは宇宙ガイドさん」の7つ。

　また、BSフジでは1日正午から、22年に放送されたドキュメンタリー番組『長谷川町子没後30年スペシャル「彩り」と「ことば」―時を超えて―』を再放送する。「サザエさん」原作者・長谷川町子さんが残した「漫画」「絵画」「陶芸」や、生前書かれた日記などに注目し、その実像を描いていく番組となる。