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国民・玉木代表 “103万円の壁”巡る財源で自民に苦言「給付金、補助金の時は財源とは言わない。急に」

スポニチアネックス / 2024年12月1日 10時4分

国民民主党の玉木代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表が1日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。一定以上の年収になると税優遇の縮小や社会保険料の負担が発生する「年収の壁」について言及した。

 石破茂首相は所信表明演説で、年収103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」引き上げは明言したものの、引き上げ幅には触れなかった。

 年収の壁を巡っては、与党は国民民主党が掲げる「103万円の壁」引き上げで合意。立民は社会保険料が発生する「130万円の壁」の解消を訴えている。国民民主は大学生年代の子を扶養する親の税負担を軽減する特定扶養控除の年収要件緩和も要求する。

 玉木氏は、財源論についての討論の中で、自民党の片山さつき税調会長代理に「例えば、今回の給付金とか補助金を出す時は、財源は何ですか、とは言わないじゃないですか。急に減税とかをしようとなると、財源はどうなんだってなるのはどうなのか」と苦言を呈した。

 これに、橋下徹氏も「玉木さんが減税を提案すると、急に減税効果がない、効果がないって言いだす。どんだけ自民党が今まで減税やってるんですか。自分たちが減税やる時には効果があるって言って、玉木さんがやるって言ったら効果がないと言っている」と同調していた。

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