巨人・桑田2軍監督 菅野の穴埋める期待の6人紹介「菅野君の穴はこの若いピッチャーたちで埋めていける」

巨人・桑田2軍監督（撮影・島崎忠彦）

　巨人の桑田真澄2軍監督（56）が1日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。今オフに巨人から海外FA権を行使してメジャー移籍を表明している菅野智之投手（35）の抜けた穴を埋める期待の若手投手6人を挙げた。

　桑田氏は今回の「ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12」に巨人から選出された戸郷翔征、大勢、井上温大の3投手を挙げ「2022年に1軍の投手コーチをやっていた時に投手王国を作るための3年計画で7人の投手で始めたんですね。そのうちの3人が3年計画の3年目で侍ジャパンのユニホームを着て投げてくれたのは個人的にうれしかったです」と話した。

　守護神を務めた大勢については「特殊なフォーム」と説明。「恵まれた素晴らしい体を持っている。他の人には真似ができないフォームで浮き上がっていくボールを投げられる」とし「今度のWBCで抑えを任せてほしいと個人的に思っている」と期待した。

　菅野は今季は15勝3敗、防御率1.67の大活躍でチームをリーグ優勝に導き、最多勝、ベストナイン、ゴールデングラブ、MVPを獲得した。桑田2軍監督はこれから期待する投手としてまずは赤星優志、横川凱、堀田賢慎、山崎伊織の4人を挙げ、さらに西舘勇陽、又木鉄平の名前を挙げた。

　桑田2軍監督は「菅野君の穴はこの若いピッチャーたちで埋めていけるんじゃないかなと考えています」と期待した。

　赤星は21試合に登板して1勝7敗1ホールド、防御率3.12。横川は12試合に登板して3勝1敗、防御率0.94。堀田は17試合に登板して3勝3敗、防御率2.45。山崎は24試合に先発して10勝6敗、防御率2.81。西舘は今季28試合に登板して1勝3敗20ホールド1セーブ、防御率3.82。又木は3試合に先発して0勝1敗、防御率6.10だった。