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愛之助「とても残念で悔しい」 骨折で当面休養 妻・藤原紀香「明けない夜はないのだよ」

スポニチアネックス / 2024年12月2日 4時52分

片岡愛之助

 11月29日に京都南座で舞台稽古中、鼻と上顎を骨折した歌舞伎俳優の片岡愛之助(52)が1日、ブログに心境をつづった。この日、初日を迎えた歌舞伎公演「吉例顔見世興行」を当面休養することについて「とても残念で悔しい」と明かした。

 「皆さま、ご心配をおかけして申し訳ありません」と切り出した愛之助。古都の師走の風物詩として親しまれる顔見世興行に出られなくなったことを「申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪。その上で「神様がくれたしばしのお休みなのだと、気持ちを切り替えしっかり治したい」と気持ちを新たにした。

 一方、興行では舞踊劇「大津絵道成寺(おおつえどうじょうじ)」(昼の部)で愛之助の代役として中村壱太郎(34)が登場。関係者によると舞台上で踊ったのは前日30日の一回だけだったが、早替わりや段取りもスムーズにこなした。劇場内では上演前に休演、代演を伝えるアナウンスが流れたが大きな混乱はなく、花道に藤娘姿の壱太郎が登場すると「成駒屋!」の大向こうがかかり、大きな拍手が湧き起こった。夜の部の「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」では中村萬太郎(35)が代役を担当した。

 愛之助の妻で女優の藤原紀香(53)は同日夜、SNSで「こんな時こそ人の温かさ、真の優しさに気づくことができます それは神様が与えてくれた大切な時」「明けない夜はないのだよ」などとつづった。

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