知花くらら 流行語「ふてほど」年間大賞に私見「エンタメ作品が投げかける意味の大きさ、可能性があると」
スポニチアネックス / 2024年12月2日 14時46分
モデルでタレントの知花くらら(42)が2日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、年末恒例の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)で、TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれたことについて、自身の意見を語った。
「ふてほど」は脚本家の宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディーで、今年1月期に旋風を巻き起こした。1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎(阿部サダヲ)の“不適切”な言動が、コンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。同作では、かつて社会で大きな問題とされなかった表現やルッキズムなどにも切り込んだ。
ちょっとした言動が、SNSなどで炎上することが日常的になった時代に生まれた作品。知花は「今って、これを言ったら炎上しちゃうかなとか、言ったらどうかな?やめておこうとか、空気を読む感じがすごくある」と、炎上や批判を恐れるあまり発言などに制限をかけてしまうケースがあると指摘した。
その上で「でも、『ふてほど』みたいな、エンターテインメントの作品が投げかける意味の大きさって、可能性があるんだなと思わせてくれますよね」と語った。
選考委員の漫画家やくみつる氏は、過去に「歴女」「カープ女子」「オバタリアン」などが候補に選ばれたことを引き合いに、「口にした当時はみじんも疑わなかったそれら封印語をあえて世に問うかの『ふてほど』を大賞としたことは、選んだ側の自戒の念も含む者とご理解願います」と、コメントを発表している。
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