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歳末警戒は「目鼻耳を利かして」 タイガースWomen・木戸克彦監督が「一日警察署長」 大阪・旭署

スポニチアネックス / 2024年12月2日 15時20分

<歳末警戒部隊発隊式>旭区の歳末警戒部隊発隊式で旭警察署の一日警察署長を務めた阪神タイガース Womenの木戸克彦監督(右端)と、安藤蓮姫(中央)、樫谷そら(左)(撮影・岸 良祐)

 阪神球団本部部長のタイガースWomen・木戸克彦監督(63)が2日、大阪府旭警察署の一日警察署長を務め、署員への訓示で「頭を使う」方法を伝えた。

 旭区民センター大ホールで行われた旭警察署・旭消防署合同歳末警戒部隊発隊式に参加した。現役時代、捕手だった木戸監督は「捕手は守りの要。頭を使えとよく言われた。そのやり方をお話します」と語りかけた。

 「まず目を利かすこと。何か変わったところはないかと変わりがないかと目を配る。次いで鼻です。においをかぐわけですが、雰囲気や相手の作戦で“何かにおうな”を敏感に感じたい。もう一つは耳です。しっかりとした情報を頭に入れる。最後に口。相手にしっかりと伝えなければなりません」

 トークショーにはタイガースWomenの現役選手、樫谷そら投手(19)、安藤蓮姫捕手(20)も加わった。木戸監督は「僕はけっこうきついことを言いますね。けがされたら困るしね。彼女たちは他に仕事や勉強をしながら活動している。時間をムダにしないように注意します」と話した。安藤捕手は「監督と同じポジション。捕手としての考え方を教えてもらっています」と応じた。

 また、連覇を逃した今季の阪神の戦いぶりについて「点を取ってあげる打線がなかった。DeNAが日本一になったのは打線がいいから。僕は野球は守りと思ってましたけど、点取りゲームですから。打線のいい方が活気がつく」と話した。

 来季については「藤川監督は優勝と言いますが、僕は来年はチームを作り直す時だと思う。再来年ぐらいに優勝できればいい」と温かく見守る姿勢を示した。

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