日本&WBOAPミドル級王者の国本陸「やり返す」唯一の黒星を喫した竹迫司登との再戦へ練習公開
スポニチアネックス / 2024年12月2日 15時43分
プロボクシング日本&WBOアジアパシフィック(AP)ミドル級王者・国本陸(27=六島、12勝1KO6敗)が2日、大阪市住吉区の所属ジムで練習を公開した。15日に同区住吉スポーツセンターでWBOAP王座2度目の防衛戦として、同級12位の竹迫司登(33=ワールドスポーツ、17勝15KO2敗1分け)と対戦する。試合の模様はU―NEXTで独占ライブ配信される。
21年5月のプロ5戦目、日本ミドル級タイトルマッチで王者の竹迫に初回KO負け、初黒星をつけられた。それ以来の再戦に気合十分だ。「前回は1ラウンドでされている。ずっと、やり返したいと思っていた。ここを勝たないと日本ナンバーワンになれない。(最近は)負けられない戦いだった。今回は“やったんねん”という気持ち。気は楽です」。挑戦者のような心構えで全力を出し切り、勝利をつかむつもりだ。練習ではシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを披露した。
コンビを組む武市晃輔トレーナーは「最近の竹迫選手は相手をバンバン倒した時期に比べれば勢いがない、という声を聞いたりする。でも、それは対戦相手が世界レベルだったり、サウスポーだったりしただけ。国本みたいなタイプはかみ合うと思う。竹迫選手のいいところが全部、出ちゃう」と最大限に警戒する。「お互いに打ち合うタイプだし、みなさんが期待する展開になると思う」と激しい打撃戦を想定して準備を進めた。オーストラリアからもスパーリングパートナーを招き、みっちり実戦練習をこなした。国本は「日本人相手だとフィジカルで勝ってしまって、あまり打ち返されずスパーをやっているだけ、になっていた。海外の選手は打ち返してくるし、ちゃんと考えて対応しないと倒されてしまう」。緊張感あふれる手合わせの収穫は大きかったようだ。
枝川孝会長は「前回はデビューからキャリアが浅く、セコンドの指示も聞かずに突っ込んで倒された。そこから勉強して今のスタイルを身につけた。とは言ってもテクニシャンではないから、前へ出て相手の攻撃をつぶしてKOを狙うと思う。以前とは違い守るところは守り、攻めるところは攻める。スーパーミドル級のごっついスパーリングパートナーを相手にしてもパワー負けしないし期待している」と手応え十分だ。今後について「ミドル級ではなかなか難しいけど、ここから世界へ羽ばたいてほしい」と世界戦へ足場を固める勝利を望む。
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