1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「ふてほど」流行語大賞 11年前も「クドカン作品」が受賞…阿部サダヲが驚き「宮藤さん、すごいな」

スポニチアネックス / 2024年12月2日 15時46分

<2024 ユーキャン新語・流行語大賞>笑顔の阿部サダヲと北口榛花(左)(撮影・西海 健太郎)

 年末恒例の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が2日に発表され、俳優の阿部サダヲ(54)主演で今年1月期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。阿部は授賞式に登壇し、喜びを語った。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」と、TBS系日曜劇場「半沢直樹」の「倍返し」が選ばれた13年以来、11年ぶりのドラマ関連ワードとなった。

 主演の阿部サダヲは、授賞式に登壇し「ありがとうございます。なんか…いつもテレビで見ているところに出ることができてうれしいです」と控えめに喜び。「正直、“ふてほど”って自分たちで言った事は一度もないんですけど(笑)」と暴露し会場の笑いを誘った。

 11年ぶりのドラマ関連ワードの受賞に驚くとともに、前回の「あまちゃん」も宮藤官九郎氏が手掛けたということで「凄いな宮藤さん…」としみじみと驚き。ただ、宮藤氏とは流行語大賞関連については「全く話してないです」といい、「連絡してみます」とはにかんだ。

 「ふてほど」は、宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎(阿部サダヲ)。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください