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馬術パリ銅「初老ジャパン」 流行語大賞トップ10入りにメンバーしみじみ「人生の中で忘れられない年に」

スポニチアネックス / 2024年12月2日 16時14分

<2024 ユーキャン新語・流行語大賞>表彰されたパリ五輪総合馬術日本代表チームのメンバーたち(撮影・西海 健太郎)

 今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、都内で発表され、今夏のパリ五輪で総合馬術団体で日本勢92年ぶりの銅メダルに輝いた平均年齢41・5歳(当時)の日本代表の愛称「初老ジャパン」がトップ10入りした。パリ五輪代表メンバーと根岸淳監督らが授賞式に登壇し、喜びを語った。

 パリ五輪で日本馬術勢92年ぶりの表彰台と快挙を達成。平均年齢41・5歳とあり、自身ら名付けた“初老ジャパン”の愛称が大きな話題を呼んだ。

 発表・表彰式には大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本中央競馬会)、田中利幸、北島隆三(ともに乗馬クラブクレイン)のパリ五輪代表メンバーと根岸淳監督(乗馬クラブクレイン)が出席した。

 初老ジャパンの“名付け親”となった根岸監督は、「メダルを獲れると思っていた。たまたま発した言葉が日本中に知っていただけるということになると本当に思っていていなかったので」と驚きを口にした。北島は「ただ本当になじみやすいネーミングだったなっていう風に感じていますんで、たくさんの方に知っていただけたという点で本当に良かった」と振り返った。

 戸本は「こうやって皆さんに注目していただいて、うれしいことなので、気に入っています」と感慨深げに語り、田中も「4人で取れたっていうのは幸せなこと」と笑みをこぼした。

 大岩は「4人で取れたこと、賞まで取れたのは本当に驚き。人生の中で忘れられない年に」なったとし、「いろいろなところで認知していただいて活躍できるような形を続けたい」と今後も競技の普及へ意気込んだ。

 五輪関係で「トップ10」に輝いたのは「初老ジャパン」の他に、陸上女子やり投げのパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が発した「名言が残せなかった」。女子のAMI(湯浅亜美)が金メダルを獲得した新競技「ブレイキン」と車いすテニス男子シングルスの小田凱人「やばい、かっこよすぎる俺」はトップ10からは外れたが、メダルラッシュに沸いた列島に鮮烈な印象を残した。

  トップ10は以下の通り(順位なし、並びは五十音順)

◆裏金問題

◆界隈

◆初老ジャパン

◆新紙幣

◆50-50

◆ふてほど【年間大賞】

◆Bling-Bang-Bang-Born

◆ホワイト案件

◆名言が残せなかった

◆もうええでしょう

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