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石橋貴明が巨人・小林誠司の今後を心配「甲斐獲ったら小林は…これ…」と言葉続かず

スポニチアネックス / 2024年12月2日 17時47分

石橋貴明

 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(63)が1日、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手(32)の獲得に巨人が動いている件に関連して巨人・小林誠司捕手(35)に思いを巡らせた。

 「野球おじさんたちの野球よもやま話2024」と題し、カンニング竹山(53)ら3人のゲストに招いての2週目。ソフトバンクファンである竹山を中心に甲斐のFA宣言について熱く議論を交わしている時だった。

 仮に甲斐が巨人にFA移籍した場合、人的補償として巨人からソフトバンクに誰かが移籍することになるが、石橋は「小林を出すんじゃねーのかっていうのを…」と小林が巨人にプロテクトされず、人的補償としてソフトバンクから指名を受ける可能性について言及した。

 巨人ファンの「ナイツ」塙宣之(46)は「それもよく分からないんです」とし、「実際、巨人だって山瀬(慎之助=23)もいるし、キャッチャーいっぱいいるじゃないですか。喜多(隆介=26)もいるし。(甲斐を)獲る必要あるのかなって思うんですけど…」と小林や大城卓三(31)、岸田行倫(28)の捕手3人体制で4年ぶりのセ・リーグ優勝をつかみ、若手にも有望株がいる巨人の捕手事情について触れた。

 これに石橋は「でもさ、これ…やっぱり…菅野くんがFAしたじゃん。やっぱり菅野くんが投げる時ってやっぱ小林なんですよね。だから、その菅野くんがFAになった時の小林の立場って…」と心配そうにポツリ。

 昨季の4勝8敗、防御率3.36から久々に小林とのスガコババッテリー復活となった今季は15勝3敗、防御率1.67と好成績を残してセ・リーグMVPにも輝いた菅野智之投手(35)。今オフには海外FA権を行使してメジャー移籍を目指すことが決まっている。

 今季登板した全24試合で小林とバッテリーを組んだ菅野が抜けるとなると、小林の立場を心配するファンが多くいるのも当然の流れだ。

 「甲斐獲ったら小林は…これ…」と言葉が続かない石橋。塙が「もう完全に厳しいですよね、小林誠司」とすると、石橋は「はい…」とさらに心配そうな声を出した。

 すると、塙も「小林のリードをいろいろな人に聞くと、結構要求がやっぱり高い、と。そこが、菅野だけができる、と。菅野は小林ぐらい要求してくれたほうが投げ甲斐がある…というところであのコンビだったので。う~ん…。なんか…。甲斐が(小林と)同じような人だとしたら、別に小林さんいらなくなっちゃいますよ…ね」とこちらも巨人ファンとして心配が尽きない様子。

 石橋が「どうなの?巨人ファンはどう思ってんの?」と率直な質問を重ねると、塙が「今年優勝したので。FAに関しては、優勝したからこそ、いま獲ろうっていうのもあるのかもしれないですね」と余裕があるからこその甲斐獲得への動きではないかと想像する場面もあった。

 各球団のFA戦略には、ライバル球団の戦力低下を狙う意図があると指摘されるケースもある。

 これについて石橋は「丸、抜いちゃダメだったでしょう!」と2018年オフに丸佳浩外野手(35)が広島から巨人へFA移籍したことを思い出して今も納得できない様子。

 もちろん、当時の丸の意思、決断が優先される話ではあるが、「広島ファンはカンカンだったでしょう!」と石橋は鯉党の無念さに同情。それでも最後は「でも、丸ももともとは千葉の人だからやっぱりジャイアンツに対して(思いが)あったのかな…」と丸の胸中を思いやりつつ、小林への心配は尽きないようだった。

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