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現役選手が選ぶ最強打者が決定! “被害者の会”「メンタル崩れかけた」「単打だったら僕の勝ち」

スポニチアネックス / 2024年12月2日 20時22分

フジテレビ社屋

 フジテレビ「すぽると!」(土曜深夜0・35、日曜後11・15)が1日に放送され、シーズンオフ恒例の人気企画「100人分の1位」は前週の「変化球」部門に続いて「打撃」部門を発表。現役選手100人から“最強打者”に選ばれた選手がスタジオに出演して喜びを語った。

 昨年までは「バットコントロール」「パワーヒッター」の2部門に分かれていたが、今回は一つにまとめた「打撃」部門としてリニューアル。これまでの顔ぶれとの変化にも注目が集まったが、過半数の54票という圧倒的な数字を集めて1位に輝いたのは「バットコントロール」部門常連のソフトバンク・近藤健介外野手(31)だった。

 今季は自身初のパ・リーグMVPにも輝いた天才打者。侍ジャパンのメンバーとして打ちまくった昨年3月のWBCでの活躍も記憶に新しいところだが、現役の一流選手たちから選ばれただけに笑みがこぼれたのも当然だった。

 そんな近藤について、現役最多の通算2415安打を誇る巨人・坂本勇人内野手(35)は「確率も下げないでしっかり長打も増えてましたし、ホームランも打てるようになった」とコメント。

 DeNA・牧秀悟内野手(26)は「打率、ホームラン、打点。バッターが一番理想とするバッターなのかなと思います」と、巨人・丸佳浩外野手(35)は「ホームランを逆方向にも入れられるし。パワーだけでいったら外国人選手だったりとか同じチームの山川選手だったりとかたくさん凄いバッターいると思うんですけど、自分の力をテクニックであますことなくボールに伝えている感じが凄いしますね」と語った。

 近藤は今季のべ86投手から安打をマーク。そんな“近藤被害者の会”から見たライバルチームの投手たちはどう思っているのか。

 番組から質問を受けた日本ハム・山崎福也投手(32)は「今年はエスコンでレフトフライに打ち取ったかなと思ったら入ってしまったホームランがあったので、それは…ちょっと…メンタルが…マウンド上で…崩れかけましたね」と苦笑い。

 そして、オリックスの宮城大弥投手(23)は「ランナーいる状態で(打席に)立ってほしくないというか。単打だったら僕の勝ちと思ってやるぐらいの凄くいい選手」とまで言い切った。

 近藤は「総合的に評価が変わって、それで獲れたっていうのはもの凄くうれしいです」と笑顔。最強打者の称号に「現役選手から評価をしていただいて本当にうれしいです」と話していた。

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