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現役最強打者・近藤健介が選ぶ歴代最強打者は誰だ!「バットが急に出てくる」「軌道がいい」

スポニチアネックス / 2024年12月2日 21時26分

ソフトバンク・近藤

 フジテレビ「すぽると!」(土曜深夜0・35、日曜後11・15)が1日に放送され、シーズンオフ恒例の人気企画「100人分の1位」は前週の「変化球」部門に続いて「打撃」部門を発表。現役選手100人から過半数の54票という圧倒的な数字を集めて“最強打者”に選ばれたソフトバンク・近藤健介外野手(31)が自ら選んだ“最強打者”を発表した。

 最強打者の称号に「現役選手から評価をしていただいて本当にうれしいです」と話していた近藤。続いて聞かれたのは数々の名投手と対戦し、数々の名打者を見てきた自身が一人で選ぶ「近藤分の1位」だった。

 まずは最強投手に今オフ、ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)の名前を即答した近藤。続いて最強打者について聞かれると、日本ハム時代に捕手もしていた経験から「対戦している内川さん」と内川聖一さん(42)の名前を挙げた。

 「実際にキャッチャーから見てた印象だと、もう本当にバットが急に出てくるっていう。見逃した、決まったと思うと…。(バットが)出てきてヒットゾーンに飛んでるっていう感じですね」。

 「技術ですね。そこまで(ボールを手元に)引きつけられて見れてますし、なおかつ(バットの)軌道がいいんで、ちょっと詰まらせたと思っても、もうライト前。ちょっと一発狙おうっていう時(場面)はもうホームランだったんで…」とお手上げ状態だったという。

 解説者として近藤の隣席に座っていた内川さんは自身の名前が呼ばれると驚いた表情を浮かべ、近藤が語る“内川評”には喜色満面。「もう一回、現役やろうかなぁ~!」と大喜びだった。

 そして、改めて近藤の“内川評”については「僕は“待って”っていう表現が凄く自分の中であったんで。きちんとボールを引き込んで待って、そこにポイント合わせたいっていうタイプだったんで。もう最高の褒め言葉です」と話した内川さん。

 近藤は「本当にそういう感覚ってのはキャッチャーやっている時経験したことないですし。だから多分、守ってても、内野手とか外野手もスタートがやっぱ遅れると思うんですよ。スイングの振り出しが遅いというか。でも、それは詰まってるとか、始動が遅いとかじゃなくて…」と絶賛だった。

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