伯母・石川さゆりがエール「いろんな経験をしておいで」 ミス日本ファイナリストに姪っ子が登場

「第57回ミス日本コンテスト2025」ファイナリストで、歌手石川さゆりの姪である石川満里奈さん。特技の弓道の構えを見せ、グランブリを的中させる　（撮影・小田切　葉月）

　女優の山本富士子（92）、藤原紀香（53）らを輩出した「第57回ミス日本コンテスト2025」のファイナリスト12人が2日、都内でお披露目された。出場する石川満里奈さん（19）は、歌手石川さゆり（66）の姪（めい）であることを公表。石川の代表曲「天城越え」ならぬ“さゆり越え”を目指し「いつか隣に立てるように頑張りたい」と決意を口にした。

　1メートル69のすらりとしたスタイルに、くりくりとした大きな目がチャームポイント。特技の弓道によって培われたしゃんと伸びた背筋や、鼻筋の通った正統派美人な顔立ちは、伯母である石川の面影を感じさせる。ミス日本への参加を伝えたのは1週間ほど前。「伯母からは“満里奈らしく頑張って。いろんな経験をしておいで”と言ってもらいました」とうれしそうに明かした。

　父の姉が石川で、幼児の時から可愛がられた。小学2、3年の時には石川のアルバムに収録するデビュー曲「かくれんぼ」の再録レコーディングに参加。「もういいかい」とのセリフを言ったという。コンサートにも何度も足を運んだ。自身の学芸会では演劇を披露した際、「おばちゃんもこんな気持ちでステージに立ってるんだ」と感じたという。いつしか表舞台への憧れが芽生えていった。

　満里奈さんは中学2年で女優デビュー。これまで血縁について明かしていなかったが、「伯母も夢を応援してくれているので」と今回初めて公表することを決めた。

　「目標は言葉、表情、演技を通して相手に寄り添える俳優さん。伯母のように、私もいろいろな人に夢を与えられるような存在になりたい」と真っすぐに前を見つめた。

　最終審査と結果発表は来年1月27日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われる。