来年日本開幕のカブス ポストシーズンで活躍したベテラン左腕ボイドと2年総額43・4億円で合意
スポニチアネックス / 2024年12月3日 8時8分
日本で来年3月に開幕戦を迎えるカブスが、ベテラン左腕マシュー・ボイド(33)と2年総額2900万ドル(約43・4億円)の契約に合意した。大リーグ公式サイトが2日(日本時間3日)に報じた。
左肘のトミー・ジョン手術から復帰、6月にガーディアンズと1年契約を結び、実戦復帰は8月13日。14カ月ぶりのメジャー復帰戦で対戦したのがカブスで、6奪三振を記録し、6回途中まで投げて2-1でチームを勝利に導いた。その試合を皮切りにシーズン終盤の2カ月間で8試合に先発し、合計39回2/3を投げて防御率2.72、46奪三振、13四球という好成績。ガーディアンズのア・リーグ中地区優勝に貢献した。
ポストシーズンでも3試合に先発、11回2/3を投げて1失点と安定した投球を見せ、ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦ではヤンキース相手に5イニングを無失点に抑え、チームを勝利に導いた。
マウンド上では、ボイドはチェンジアップの使用頻度を増やし、フォーシームに次ぐ主力球種として活用。一方でスライダーの使用頻度を減らし、シンカーやカーブも組み合わせて投げた。ボイドはこれまで10シーズンにわたり、ブルージェイズ、タイガース、マリナーズ、ガーディアンズでプレーしてきたが、ケガに悩まされることが多く、過去4年間では平均51イニングしか投げていない。その間、防御率4.04、199奪三振、69四球だった。
それでもカブスは24年の復活に好印象を得て、高額のオファーをした。カブスの25年ローテーションは、左腕のジャスティン・スティールと今永昇太が牽引、ベテラン右腕のジェームソン・タイヨンが3番手に続く見込み。ボイドが4番手となる。5番手候補はハビエル・アサドで、他にジョーダン・ウィックス、ヘーデン・ウェスネスキ、ベン・ブラウン、ケーレブ・キリアンが40人枠内のローテーション候補として控えている。
カブスはポスティングが予定される日本人右腕・佐々木朗希の獲得競争にも参加する見込み。
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