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MLBが「ゴールデン・アット・バット」導入を議論「9回裏2死満塁で」仰天ルールの中身は…

スポニチアネックス / 2024年12月3日 12時46分

ロブ・マンフレッド・コミッショナー(中央)

 MLBで「ゴールデン・アット・バット」ルールが議論されたことを2日(日本時間3日)、米スポーツ専門誌の「スポーツイラストレイテッド誌」が報じた。

 同誌はMLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーがポッドキャスト番組に出演した際の発言を紹介。マンフレッド・コミッショナーが「世の中にはさまざまなルール変更案が議論されている。そのうちの1つは、オーナー会議で少し話題になった『ゴールデン・アット・バット』という案だ」と語ったという。

 「ゴールデン・アット・バット」ルールについて、同誌は基本的な概念として「チームが打順に関係なく、毎試合1打席を選んで好きな打者を起用できるというもの」と説明。例として「ヤンキースが9回裏2アウト満塁の場面で、打順が彼の順番でなくてもアーロン・ジャッジを打席に立たせることができる」と紹介し「これは1回限りの交代であり、代打のような交代ではない」とも記した。

 ただ、チームが選んだ打者が「ゴールデン・アット・バット」ルールに基づいて打席に立って出塁した際、次の打順もその打者だった場合、走者をどうするのかなど議論の余地がまだまだたくさんあるという。

 同誌はマンフレッド・コミッショナーが「そのルールやそれに類するものは、今のところ議論の段階に過ぎません」とあくまで議論の段階と語ったこともあわせて報じた。

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