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羽生善治九段、連覇ならず「判断がつかないまま指していました」 第2回達人戦

スポニチアネックス / 2024年12月3日 12時58分

前年優勝の羽生善治九段(右)は行方尚史九段と対戦(撮影・我満 晴朗)

 50歳以上の将棋棋士による公式戦、第2回達人戦は3日、東京都立川市の立川ステージガーデンで8強対決が始まった。準々決勝第1局では前年優勝の先手・羽生善治九段(54)が行方尚史九段(50)に118手で敗れ、連覇は成らなかった。

 羽生は「序盤からかなり激しくなり、そこから収まっていったんですが、判断がつかないまま指していました」と肩を落とした。

 達人戦初登場でベスト4に進出した行方は「自分としては150手にいったような感覚。激しくなったと思ったら駒組みに戻る。消耗する将棋でした」と顔を紅潮させていた。

 3日は準々決勝4局を行い、4日に準決勝と決勝が指される。

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