オリ・ラオウ杉本が更改で珍要求「若いファンも増えてきているんで」球団応援歌のカラオケ映像に言及

＜オリックス契約更改＞契約更改会見を終えVサインで会場を後にする杉本（撮影・後藤　正志）

　オリックス・杉本が契約更改の場で“珍要求”した。大阪・舞洲の球団施設にて、800万円ダウンの6700万円でサイン。会見場に姿を見せるやいなや、即座にカメラマンに昇天ポーズを披露し、開口一番「800万円ダウンです！なんですけど、あんまり悲しい表情の写真載せんとってください」と宣言した。

　交渉の場では、球団公式応援歌「SKY」のカラオケ映像について言及。「カラオケの映像が昔の選手しか出ていないんで、今バージョンの、3連覇したメンバーぐらいのバージョンも増やして欲しい」と、要求の内容を明かした。現在のカラオケ映像は谷佳知、後藤光尊、仰木彬元監督らが登場する05年のもの。要望の訳には今オフのファンとの交流があった。

　「イベントでファンの人のとしゃべる機会があって、“なんでオリックス好きになったんですか？”って聞いた時に、“カラオケでSKYを聴いて、めっちゃかっこいいなって思って、そこからファンになった”って人がいたんで」

　杉本ら選手もカラオケで「SKY」を歌う機会もあるそうで、「自分らの映像も流れたら多分うれしいですし。今若いファンも増えてきているんで、喜ぶかなと思って球団の人にお願いしてみました」と杉本。球団からは「確かにってのと、joysoundとかその辺にも確認せなアカンから、ちょっと待ってくれ」と反応があったそうで、「実現したら、多分カラオケの一発目はみんなSKYになるんじゃないですか」と、ニヤリと笑った。

　本業では今季82試合で打率・233、11本塁打27打点。9月は月間打率・314の好成績で終えたことを踏まえ、「最後1カ月の取り組みを1年間続けないといけない」と息巻いた。